May 5 2013

Jawbone UP を他のサービスと連携してみる

Version : Jawbone UP App 2.5
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IFTTT は「コレが起きたらアレをする」という組み合わせを自分でつくれる面白いサービスです。有名どころのウェブサービスを組み合わせて(ある程度)自由にさまざまなことを自動化できます。自動化した組み合わせはレシピとしてみんなで共有できます。Jawbone UP のアプリ 2.5 から IFTTT と連携することができるようになりました。今回は IFTTT に登録されている Jawbone と連携するレシピを紹介します。


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 IFTTT はなかなか面白いサービスで、まさに web 2.0(というとちょっと古い言い方に感じるかもしれませんが) マッシュアップサービスといった感じです。

最近のウェブサービスは大抵 API を公開しています。Facebook, Evernote, instagram などなど、有名どころのサービスは 3rd パーティー製のアプリや他のサービスと連携できるようになっています。IFTTT はそれらの橋渡しをしてくれるサービスで、「あるサービスでコレが起きたときに、別のサービスでアレをする」ということを自動化することができます。自動化した条件はレシピといい、世界中の人と共有することができます。

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勘のいい方は上の図を見て気づいたかもしれませんが、IFTTT は IF This Then That の頭文字を取ったものです。オフィシャルページによると GIFT から G を取った「ィフト」と発音するようです。

僕の使っているレシピは10個くらいあるのですが、特に下図の真ん中にあるレシピがお気に入りです。これは「Google Reader で記事にスターを付けたら、evernote に記録する」というものです。非常に便利なのですが、Google Reader が7月にサービス終了になってしまうことを考えると今からブルーです。Google さん無慈悲なサービス終了ェ…

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なにはともあれ IFTTT にアクセスしてアカウントを作りましょう。IFTTT のウェブページはでっかいボタンとでっかい文字で非常にシンプル。余計な文章やデザインはなく、流行りのミニマルな感じです。

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英語ですがそんなに難しいことはないかと思います。基本的にはユーザ名とパスワード、メールアドレスを指定して登録すると確認メールが届くのでそのメールにある URL をクリックすれば完了です。

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登録を終えたらサインインします。自分用のダッシュボードが現れれば成功です!

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UP アプリを起動して、左上のメニューを開くと「アプリの検索」というメニューがあります。このメニューは Ver 2.5 から新規追加されたようですので、古いバージョンの方はまずはアプリのアップデートが必要です。

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アプリギャラリーの中の真ん中辺りに IFTTT がありますので、+ボタンを押して連携を追加してください。アプリが IFTTT にアクセスすることを許可するために、先ほど作成した IFTTT のアカウントでログインを要求されるはずなので、ログインして連携の許可をします。

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Runkeeper などのメジャーなエクササイズアプリとも連携が始まっているようですね。今後もっと対応アプリが増えてくるととても面白いことが起きそうです。それぞれの得意なことはそれぞれにお任せして、うまく連携することでユーザにとっては一つのベストなアプリとして使えるようになるかもしれませんね。

 

IFTTT のウェブページの上にある「Browse」を選んでレシピを検索してみます。

検索エリアに「jawbone」と入れて「Search」を押すとたくさんのレシピが登録されています。2013/5/5 現在で128件ありました。

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全部試してみるのは大変ですね。jawbone オフィシャルのレシピも6件ほど登録されていますのでまずはそれがよいかもしれません。レシピの作成者の欄を見ると「jawbone」と書いてあるものがあります。これがオフィシャルのレシピです。

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jawbone」をクリックするとオフィシャルが作成したレシピだけを一覧できます。UP → evernote のアイコンが書いてあるレシピを開いてみましょう。この例では「Automatically log your sleep from UP into evernote」というタイトルのレシピです。「UP から睡眠を自動的に evernote に記録するよ」というものです。

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Use Recipe をクリックすればレシピの利用が開始され、自分のダッシュボードにも追加されます。

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睡眠やアクティビティを利用する場合、Jawbone 本体とアプリを同期したときにトリガーがかかるようなので同期するまでは何も起こりません。

下図は実際に evernote に自動的に追加された睡眠レポートの例です。グラフもきちんと登録されていますね。

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このレシピはすべて英語になっていますが、自分でレシピを編集することで日本語のレポートにしたり、必要な項目だけをレポートするようにしたりすることができます。難しくないので解説なしでも問題ないかと思いますが、機会があればレシピのカスタマイズについても書いてみるかもしれません。

 

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