[Mac] 知らないうちに iTunes フォルダがごちゃごちゃになっているときの対処法
iTunes フォルダがゴチャゴチャになっとる!
先日 HDD の容量の整理をしていたところ いつのまにやら iTunes のフォルダがゴチャゴチャになっていて自分の頭の中の構成と逸脱していました。動くんだけどなんか気持ち悪い。いつからこうなったのだ。
調べてみるとどうやら iTunes 8.2.1 より新しいバージョンではフォルダの管理方法が変わったとのこと。
確かに、以前 iTunes 使っていた時に、iTunes Music の下に Movie とか入っていて気味悪かったのでそれが整理されたのはよいことであります。うん。古いときのライブラリ管理と新しい管理方法がごちゃごちゃに混ざるのはちょっといただけない。でも、Apple さんもそこは分かっているようで、ライブラリを整理する機能をつけてくれていました。
メニューになんかライブラリに関するものあるなーとは思っていたのですが、面倒なので(動いてるし)深追いしていませんでした。
Let’s 整理!
一気に整理しちゃいましょう。フォルダ整理すると良く眠れます。汚いフォルダ構成は悪です。音楽以外のメディア(iOS アプリや動画)なども増えてきたのでこの際すべてのライブラリを NAS に整理することにしました。
iTunes Media フォルダの指定
まずは環境設定で “iTunes Media” フォルダの指定を NAS 上にしておきます。
iTunes → 環境設定… を選びます。
“iTunes Media” フォルダの場所の「変更…」ボタンを押してライブラリを整理したいフォルダを指定します。我が家では NAS は /Volumes/share にマウントしてあるので、その下に Media/iTunes というフォルダを掘って指定しました。
また、「”iTunes Media” フォルダを整理」と「ライブラリへの追加時に…」の両方にチェックを入れました。前者はより分かりやすいフォルダ構成やファイル名をつけて整理してくれるオプションです。後者は今後 iTunes に楽曲などを追加した時に iTunes Media フォルダにコピーして管理してくれるオプションです。これがついていれば iTunes で管理しているものは必ず “iTunes Media” で指定したフォルダの下に含まれることが保証されるのだと思われます。
ここで、OK を押すとライブラリの再構築のようなダイアログが出て処理が行われることがありますが、これだけでは不十分のようです。
ライブラリの自動整理
完全な整理を行うために、明示的にライブラリを整理しましょう。
ファイル → ライブラリ → ライブラリを整理… を選びます。
上記のように2つともチェックを入れます。
「ファイルを統合」は先ほど設定した “iTunes Media” フォルダ以外のファイルを “iTunes Media” の下にコピーします。先ほどの環境設定の2つ目のチェックに似ていますが、こちらは現時点のファイルをコピーするもの、さっきのは今後の追加に対してのコピーだと思われます。
「”iTunes” フォルダ内のファイルを整理し直す」は iTunes 9 以降の新しいスッキリしたフォルダ構成にするという意味のようです。
OK を押すとライブラリの再構築的なプログレスバーが表示されて(キャプチャし忘れた…(;_;) )、そこそこの時間がかかりつつも茶でも飲みながら待っていると終わります。
結果
スッキリ! 一箇所にすべてがまとまりました! こうなればもともとのゴチャゴチャしていた方のフォルダは消してしまって問題ありません。