[WordPress 高速化計画 Vol.2] FastCGI オン!
今回の施策
今回の施策は「サーバの設定を見直す」にあたります。
- サーバーを速いものに変える [完:Vol.1]
- サーバの設定を見直す
- CDN を使う
- 適切なプラグインを使う(キャッシュ、画像圧縮など)
- 重そうな JavaScript を見直す
FastCGI って?
エックスサーバーでは FastCGI というサーバサイドの PHP を高速化する機能が備わっています。
抜粋させてもらうと下図のように、プロセスの起動を都度行わずにそのまま使いまわすことでオーバーヘッドを減少させるようです。
さらに効果測定のページを見ると、下図のように WordPress が何倍も速くなっています。んー、でも、1,000回の実行で 30.9秒って速すぎない?? 僕のブログは1回で8秒以上かかるんですけど。。。まあいいや、何倍も速くなるなら脈がありそう。
とはいえ、アクセス数が多いページじゃないと意味がないとも書いてあります。多いってどれくらいからなのでしょう?
僕のページごとき(約1000PV/日)じゃだめでしょうか? 原理からすればそこそこ効果ありそうなもんですが。
さっそく ON!
エックスサーバーからサーバパネルを開いて「PHP 高速化」を選んでFastCGI を有効にします。
僕のところでは、こんな感じで。特に設定等もないので単に ON にするだけです。超簡単。
効果や如何に?
FastCGI を ON にしたのが 11/22 の深夜です。4日ほど経ったのでログ解析を見てみましょう。例によって GTmetrix のグラフです。
おや、、、エックスサーバに移行した直後と FastCGI を On にしてからはさほど違いが出ていないですね。やはり 1000PV / 日くらいでは効果が出ないのか!?
GTmetrix のスコアも、
YSlow が 59%(E) になってしまって前よりも悪いくらい。
Google のスコアも見てみましょう。
多少改善されたように見えますが、計測の誤差程度かもしれません。やるたびに数点程度は変動しますので。
サイト状況は相変わらず、○一つです…
結論としては、FastCGI を ON にしただけでは実質的な恩恵があまりありませんでした。残念ですが。。。
次回は cloudFlare を試してみようと思います。