Nov 27 2013

[WordPress 高速化計画 Vol.2] FastCGI オン!

meter_Icon2

WordPress のページ表示速度向上のためにエックスサーバに移行したのですが、前回の記事にも書いたとおりサーバを変えただけでは焼け石に水でした。
そこで、段階的にいろいろと施策をうとうと思うのですが、まずは数日間エックスサーバの提供する FastCGI 機能を有効にしてみました。
結果や如何に!?


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今回の施策は「サーバの設定を見直す」にあたります。

  • サーバーを速いものに変える  [完:Vol.1]
  • サーバの設定を見直す
  • CDN を使う
  • 適切なプラグインを使う(キャッシュ、画像圧縮など)
  • 重そうな JavaScript を見直す

 

エックスサーバーでは FastCGI というサーバサイドの PHP を高速化する機能が備わっています。

抜粋させてもらうと下図のように、プロセスの起動を都度行わずにそのまま使いまわすことでオーバーヘッドを減少させるようです。

man_server_php_fastcgi_1

さらに効果測定のページを見ると、下図のように WordPress が何倍も速くなっています。んー、でも、1,000回の実行で 30.9秒って速すぎない?? 僕のブログは1回で8秒以上かかるんですけど。。。まあいいや、何倍も速くなるなら脈がありそう。

エックスサーバー_マニュアル___レンタルサーバー_高速・高機能・高安定性の【エックスサーバー】

とはいえ、アクセス数が多いページじゃないと意味がないとも書いてあります。多いってどれくらいからなのでしょう?

僕のページごとき(約1000PV/日)じゃだめでしょうか? 原理からすればそこそこ効果ありそうなもんですが。

 

エックスサーバーからサーバパネルを開いて「PHP 高速化」を選んでFastCGI を有効にします。

僕のところでは、こんな感じで。特に設定等もないので単に ON にするだけです。超簡単。

Xserver_サーバーパネル-2

 

 

FastCGI を ON にしたのが 11/22 の深夜です。4日ほど経ったのでログ解析を見てみましょう。例によって GTmetrix のグラフです。

Latest_Performance_Report_for__http___blog.miyadi.net_archives_1048___GTmetrix-18

 

おや、、、エックスサーバに移行した直後と FastCGI を On にしてからはさほど違いが出ていないですね。やはり 1000PV / 日くらいでは効果が出ないのか!?

GTmetrix のスコアも、

Latest_Performance_Report_for__http___blog.miyadi.net_archives_1048___GTmetrix

YSlow が 59%(E) になってしまって前よりも悪いくらい。

Google のスコアも見てみましょう。

PageSpeed_Insights-2

多少改善されたように見えますが、計測の誤差程度かもしれません。やるたびに数点程度は変動しますので。

ホーム__Google_AdSense

サイト状況は相変わらず、○一つです…

結論としては、FastCGI を ON にしただけでは実質的な恩恵があまりありませんでした。残念ですが。。。

次回は cloudFlare を試してみようと思います。

 

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