Reason 7 のオーサライズでエラーが出るときの対処法
Reason 7 の便利な新オーサライズ
Reason 7 から新たなオーサライズ法が導入されました。これまでは専用のハードウェア(イグニッションキー)を USB に挿して起動するか、インターネットに接続した状態で毎回ログインを行ってから使用するしかありませんでした。
これだと例えば Macbook に入れてネットの繋がらない環境で作業しようとすると、イグニッションキーも一緒に持ち歩いたり限られた USB ポートを塞いだりと利便性がよくありませんでした。
Reason 7 からは最初だけネットにつないでコンピュータを登録しておけば、以後はイグニッションキーもネット認証もいらない新しいコピープロテクトが導入されました。ヒャッホウ。
ところが 最近の Chrome ではコンピュータの登録作業でエラーが出てしまいます。原因は Chrome のセキュリティブロックなのですが、地味なインジケータが出るだけなのでなかなか気づきませんでした(現在はオフィシャルページにも対処が書かれているようです)
対処の仕方
Reason を起動するとオーサライズダイアログが表示されます。
一番下の「登録してオーソライズ」を選びます。このブログでは「オーサライズ」と書いていますが、Reason では「オーソライズ」と表記するようですね。
Chrome をデフォルトブラウザにしていると Chrome に Propellerhead のオーサライズページが表示されるはずです。「Authorize」をクリックします。
しばらく待つと、、、上記のようなエラーが表示されるかもしれません。エラーが出なかった人はたぶんうまく行ったんじゃないでしょうか。ここから先は読まなくてもよいかと思います。
で、上記のエラーが出ちゃった人。問題は Chrome のセキュリティブロックにあります。
Authorize を押した後に上記の画面が出てクルクルマークが回ると思いますが、その回るクルクルに気を取られていると気づきません。人間動いているものに目が行ってしまうものですなぁ。実はその隙に上部のアドレスバーのところに盾のマークみたいなのがさり気なく出ているはずです。実はこれが「ブロックしてますよ〜」的なマークでした。
盾をクリックすると上記のようなポップアップが出るので「安全でないスクリプトを読み込む」を押しましょう。それにしても「安全でない」と言い切られると躊躇しますよねぇ。
すると今度は上のダイアログが現れます。どうやら認証用アプリを起動しようとしているようです。「アプリケーションの起動」を押します。
Chrome に上図のような画面が表示されるので「Authorize」をクリックします。
しばらくするとオーサライズが完了して Current License の欄に Reason 7 と表示されるはずです。「Deauthorize」というボタンは押さないように!
認証は1台のパソコンに対して紐付けられるため、逆にパソコンを買い換えるときには予め Deauthorize して認証を解除しておく必要があります。
さて、Reason 7 を起動してみましょう…
おお、認証ダイアログが表示されずに直で起動できました! くぅ〜これにてオーサライズ完了です。
ネットワークがオフラインでも起動しますよ。