Oct 23 2013

Mac の Parallels Desktop 8 に Windows 8.1 を入れてみた

Version : Parallels Desktop 8.0.18608, Windows 8.1
Windows-8_1_3

Windows 8.1 が発売になりました。Win 8 からのアップグレードは無料です。Mac の Parallels Desktop 8 は Win 8 正式対応をうたっていますが、Win 8.1 に関しては Parallels Desktop 9 で正式対応をうたっています。Windows は無料アップグレードなのに Parallels を ¥4,900 でアップグレードするのはちょっと躊躇してしまいますね。5分ほど悩んだ挙句、人柱になることを決意。Parallels 8 に Win 8.1 を入れてみました。
結論から言うと「なんか不安も残るけどとりあえず大丈夫な感じ」です。詳しくは本文へ。


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Parallels Desktop 8 は正式にはWindows 8.1 対応をうたっていないと思います。今回僕の環境でうまく行っただけかもしれません。挑戦される場合はバックアップをきちんと取っておいたり、失敗したら Windows と決別してやる〜という意気込みのある方以外オススメしません。Windows 8.1 を安心して Parallels で使いたい人は Parallels Desktop 9  をオススメします

2014/1/10 追記
Parallels Desktop 8 でも Windows 8.1 を正式にサポートしているとのことです。オフィシャルページに記述がありました。

 

10/18 に Windows 8.1 の発売開始ということで、Parallels 9 へのアップグレードをちょっとだけ悩んだのですが結局 Parallels 8 にインストールしてみることにしました。Win 8 → 8.1 は無償アップグレードですので、できれば Parallels の有償アップグレードせずに動いてくれたら儲けものです。

まずは、Win 8 のストアに行って(普段デスクトップモードで使っているとストアへの行き方忘れそうです) Windows 8.1 の更新案内が出ていることを確認します。

Windows_8_Pro

 

もうどうなってもいいやと思いながらインストールをぽちっとします。プログレスバーが淡々としかし止まりそうなくらいゆっくりと進んでいきます。

Windows_8_Pro 4

 

指示に従って一度再起動すると本格的に設定を始めました。これがけっこう時間かかるので固まったかと思いました。

Windows_8_Pro_7

 

うまく設定が進んで画面の指示に従っていくと下記の画面が出ます。Win 8 のときのアカウントをそのまま使い続けたい場合には注意が必要です。次へは押さず、なぜか「新しいアカウントを作る」に進むのが正解です。なんで?理解できないけどマイクロソフトですから。

Windows_8_Pro 9

 

新しいアカウントを作る画面になりますが、ここでも入力してはいけません。下の方にある「既に持っているアカウントを使い続ける」を選びます。すると Win 8 のときのアカウントをそのまま使って設定が終了します。なんだか分かりにくいですね。でも、終了するためにスタートボタンを押すのがマイクロソフト。今さら不思議がっても仕方ありません (^_^;)

ちなみに、この辺りの手順はこちらを参考にさせていただきました。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1310/18/news136.htmlWindows TIPS:Windowsストアを使ってWindows 8からWindows 8.1へアップデートする – @IT
Windows_8_Pro 10

 

無事に起動しました。しかし見た目はあまり変わらないですね。背景が変わりましたか。相変わらずデスクトップモードでインストールしたデスクトップモード専用のアプリがフラットに展開されて見苦しいことこの上ないです。目をつぶりながらデスクトップモードアイコン(僕の場合は左下から3番目のオレンジっぽいアイコン)を押して早々に難を逃れます。

Windows_8_Pro_11

 

ヒャッホイ。Windows 8.1 デスクトップが出ました。どうやら Parallels 8 でも Windows 8.1 をインストールできるようです。本来仮想マシンとはそういうもののはずですが、まああの手この手で新しいバージョンに移行させようとしますよね。

Windows_8_Pro_2

 

念のため、コンピュータのプロパティも見ると、Windows 8.1 Pro になっています。

Windows_8_Pro 16

 

Parallels Desktop をすでにお使いの方はご存知だと思いますが、Parallels Tools というユーティリティをインストールすることでホスト OS  (この場合は Mac) と Windows との間の連携をより密にして、Windows から Mac のファイルシステムにアクセスできたり、解像度をウィンドウサイズに動的に連動させたりという統合が可能になります。

ところが、この Parallels Tools がちゃんと動いていないのではという症状が発覚。下の図のように Mac 側のドライブをマウントしているのですが、すべて×マークがついてアクセスができなくなってしまいました。

Windows_8_Pro_14

 

OS が更新されたので Parallels Tools を再度インストールしなおせばよいかなと思って Parallels の「仮想マシン」メニューから再インストールを選びました。

Windows_8_Pro 12

 

順調に進んでいるように見えて、、、突然エラーが出て Parallels Tools のインストールに失敗してしまいました。一抹の不安がよぎりますね。まあ、Mac との連携が弱くなるだけなので諦めもつきますが。Windows を再起動してくださいとあるのでだめもとで再起動してみました。

Windows_8_Pro 13

 

あらま、今度はちゃんと Mac のファイルシステムもマウントされています。不安は残りますがとりあえずこの状態でしばらく使ってみることにしました。

Windows_8_Pro_15

 

しばらく使って問題が起きたらまた報告します。

 

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Comments
  1. 10年 ago
    • 10年 ago

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