FL Studio Mac OSX Beta に VST Plugin を入れる方法
はじめに
FL Studio 11 Mac OSX Beta のインストール等については、前回の記事を見てください。また、VST のインストール方法はビデオでも紹介されていますので一度見ておくとより理解しやすいかと思います。英語ですが画面を見ていればなんとなく分かるかと思いますし、今回の記事と合わせれば分からないところはないんじゃないでしょうか。
インストール方法の動画
インストーラタイプの VST
例として、Combo Model V というオルガン系の VSTi をインストールしてみましょう。
ダウンロードページから Windows 32-bit VST installer をダウンロードします。インストーラ形式なので exe ファイルがダウンロードされます。
FL Studio の [ファイル] – [コマンドを実行…]を選びます。
「参照…」ボタンを押して、ダウンロードしたファイルを選択します。
インストーラが実行されると、セットアップウィザードが開くのであとは支持に従うのみです。
と思いましたが、一点、VST Plugin をインストールする先が出てくるので変更が必要であれば変更します。いずれにせよこのパスはあとで FL Studio 側で設定するので覚えておいてください。
プラグインフォルダを設定する
インストールが終わったら、FL Studio の [options] – [File Settings] を選びます。
VST Plugin を探しに行くフォルダを追加します。Combo Model V は C:¥Program Files¥VstPlugins の下にインストールしたのでそこを選んでおきます。
[Channels] – [More…] からプラグイン画面を開きます。
すんごい縦長のメニューが出ますが、そのなかの「VST 1 & 2 plugins」の下に ComboV が表示されているはずです。表示されていなければ右下の「Refresh」を押してみてください。ComboV のチェックボックスをクリックして [F] マークを付けたらウィンドウを閉じます。
[Channels] – [Add one] – [ComboV] を選択します。
無事に Combo Model V の画面が表示されるはずです。キーボードを弾くと音が出るはずです。
ファイルコピーと初期化が必要な VST
次は純国産のスーパーシンセ、Synth1 をインストールしてみます。Mac 版もありますが間違えずに Windows 用をダウンロードします。
ダウンロードした Synth1 を解凍して、フォルダごと VstPlugin フォルダにコピーします。
ん? どうやって?
そうなのです、FL Studio が動作しているのは Windows エミュレータなので Mac のダウンロードフォルダからエミュレータ内の VstPlugins フォルダにコピーしなくちゃならないのですが方法が分からない!∑(゚Д゚)
しばし考えてわかりました。もっとよい方法があるかもですが、FL Studio のディスクイメージが bottle という形で Application Support の下にまとめられているので、そこにコピーすればよいようです。ところが、このフォルダも Finder からは通常見えないので、下図のように option(alt) を押しながら [移動]メニューを開きます。そこから、「ライブラリ」を選んで開きます。
/Users/[ユーザ名]/Library/Application Support/FL Studio/Bottles/flstudio/drive_c/Program Files/VstPlugins の下に Synth1 フォルダをコピーすれば OK です。
次に、Combo Model V のインストーラ起動方法と同じ要領で、Synth1 の下にある initsettings.exe を起動します。
以降は Combo Model V のときと同様の操作でプラグインを有効にしてあげれば、下図のように無事 Synth1 が起動します。
ファイルコピーだけでよい VST
最後にファイルコピーだけすればよいプラグインとして、Neuser を入れます。ページの上から2つ目くらいにあります。ファイルをダウンロードして解凍するとファイルが2つ入っています。これを Synth1 と同じ方法で VstPlugins のフォルダにコピーします。
あとは、以下同文、、、ってことで。
今回の記事、うまくいけば下図のように3つのプラグインがすべて動くはずです。
めでたし!
ものすごく分かりやすかったです
他のものも、
ありがとうございました
ところで
やり方が3通りあるのはわかったのですが
無料のPLUGINのどれがどのやり方か分かる方法って
あるんですか?
あ、あとすみません…WINDOWS用のNEXUSとかって
つかえたりするんですかね?
すみません個人的なところで
PDNK さん、こんばんは
読んでいただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、3通りのやり方のどれを使うかは、それぞれの VST Plugin のインストール方法を読んでいただくしかないかと思います。
すごーく大雑把に書くと、
*.exe (* の部分に ‘Setup’ とか ‘Install’ とかがついていればなおさら) で配布されているものはインストーラの可能性が高いです。なので1つめの方法ですね。
*.exe ではなく *.dll の場合にはファイルコピーでインストールします。また、*.exe でも実行するとインストールするのではなく、圧縮されたファイルを解凍する形式(自己解凍型の圧縮ファイルといいます)の場合には、結果として *.dll と他のファイル群(音源や設定ファイルなど)に展開されることもあります。その場合にもファイルコピーでインストールします。
2つ目の形式は Synth1 特有の方法です。Synth 1 のインストール方法にこうしてねと書いてあったのでそのようにしただけです。
そんなわけで、プラグインの説明を読んでそれにあったインストール方法を選んでください。大抵の場合には1つ目か3つ目のどちらかだと思います。
WIndows 用の NEXUS とは reFX の NEXUS のことですよね? 僕は持っていないのでなんとも言えないです。ただ、Windows の FL Studio で動いていたのであれば、動く可能性は高いと思います(Mac 版も中身は Windows 版なので)。
ただ、断言はできないです。
NEXUS は高いですし、動かなかった!と怒らないでくださいね。。。
早めの返信ありがとうございます
2つ目はsynth1特有なのですね
わかりました。実践してみます
はい、reFXのNEXUSです
そうですか、わかりました
やってみます。
既に購入済みで使っていたものなので
大丈夫です(笑)
ありがとうございました
初めまして。Windows版FL studioを長らく使用し、最近パソコンをMacに乗り換えてCrossover版Mac FL studioを使用しております。
Windows時代からお気に入りのNexus2(正式に購入済)をCrossover版Mac FL studioに追加したく何度もトライ しているのですが一行に実行ができません。
そこでネット検索をしていてこちらのサイトに辿りつきました。
おわかりになる範囲で構いませんので、お時間のある時にご回答頂ければ幸いです。
ちなみにnexusにはsetup.exeもnexus.dllも入っています。
返事が遅くなってすいません。
私は Nexus 2 を持っていないため試したことがないのでなんとも言えないのですが、実行ができないという状況をもう少し詳しく教えて頂いてもよろしいでしょうか?
例えば、
ここに書いてある手順のどこかでエラーや書いてあることと違うことが起きているでしょうか?
それとも、インストールはできたけれど実行すると落ちてしまうとか、Nexus2 からエラーが出てしまうとかでしょうか?
お役に立てるかわからないですがもう少し何か情報いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
こんばんわ。
力になって欲しくてコメントさしてもらいます。
nexus2をインストール、ダウンロードまではして、ファイルにnexus.dllはあるのですが、FLstudio11のVSTファイルが見当たらない為VSTにコピーできません。
なにかわかることありませんか?
お願いします