Jun 4 2013

[備忘録] iOS アプリのアップデート申請方法

Version : Xcode 4.6.2
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iPhone 向けに FaceSync というアプリを開発しているのですが、たま〜にしかアップデートしないせいかいつも申請手順を忘れてしまって無駄が多いので備忘録的にまとめておくことにします。
すでにアプリを公開していてアップデートする場合の申請手順ですが、新規のアプリ申請でも参考になるかと思います。
2013/6/6 追記あり

photo credit: PhotoAtelier via photopin cc


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アプリの公開をするためには、”Archive” というスキーム(設定をまとめたみたいなもの)でビルドが必要です。またこのとき、Debug 版ではなく Release 版でビルドしてある必要があります。

Xcode の上の方にあるプロジェクト名は実はクリックできます。ここをクリックすると、、、

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メニューが出てきますので、Edit Scheme… を選びます。

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左のスキームリストから “Archive” を選んで、Build Configuration が “Release” になっていることを確認します。デフォルトでは Release になっているので通常はいじる必要はありません。

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公開用のアプリは [Product] – [Archive] を選んでビルドするのですが、ここがグレーになっていて選べなくなっていてよく焦ります。実はここを選ぶためには、実機をつないだ状態でターゲットとして実機を選んでおかなくてはなりません。

実機ならなんでもよいわけではなく、開発用に Provisioning File というものを登録してある実機じゃないとだめです。この登録の仕方は今回のテーマではないので割愛です。ググるといろいろ出てきます。

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無事に Archive ビルドができると、自動的にオーガナイザーというツールが起動します。いきなりアップロードする前に、”Validate” を選んでイメージが正しいものになっているかの検証を行います。

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Validate を押すと、Apple Developer に登録しているアカウントでログインしなさいと言われるのでログインします。

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ちょっと待っていると、、、ぬお!エラー!

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簡単にいうと、iTunes Connect の方でアプリケーションのアップロードができるように準備しておいてねってこと。いつもこれを忘れてしまう。

iTunes Connect とは、App Store にアプリを公開するための開発者向けのポータルサイトです。ここですべての自分の公開アプリの管理を行います。Apple Developer のホームページとは別物なのでちょっとややこしい。

 

まずは正しい手順をまとめておきます。

  1. アプリを Archive でビルドする
  2. ブラウザで iTunes Connect を開きログインして、自分のアプリの管理ページを開く
  3. 更新するアプリのバージョン、新機能の説明などを書く
  4. アップロード待ち状態にする
  5. オーガナイザーからアップロードする
  6. 審査を待つ

という感じです。以下、ステップバイステップで詳しく。

これは前述のとおり。

ここから iTunes Connect にログインします。

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ログインしたら、管理画面から更新したいアプリのページを開きます。新しいバージョンを追加するボタンがあるので新バージョンの情報を追加しましょう。

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FaceSync は日本語と英語の両対応しているので、説明も日本語と英語の両方をそれぞれの言語の欄に入力します。

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新バージョンの説明を書いて保存すると、ステータスが “Prepare for Upload” になります。ですが、なぜかさらに右上の “Ready to Upload Binary” も押さなくてはなりません。忘れずに押しましょう。

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下図のような確認画面が表示されます。暗号を扱うアプリや法的な理由によるアップデートなのかどうかを自己申告させられます。幸い FaceSync はどちらにも該当しないので No を選びます。Yes にすると何が起きるのでしょうね。審査が厳しくなることは間違いなさそうです。あまり知られていないですが、暗号を扱うソフトウェア(ハードウェアも)は App Store に限らず一般的に申告が必要です。

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最後に審査が通ったらすぐに公開するか、それとも自分でタイミングを選ぶかを決められます。

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すべての入力が終わるとステータスが “Waiting For Upload” に変わります。

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焦らずにまずは、Validate から。

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新バージョンのアプリを指定して Next を押します。先程はこの後エラーになりましたが、、、、

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今回は成功しました! iTunes Connect 側で “Waiting For Upload” のステータスにしておいたので大丈夫だったわけです。

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というわけで、今度こそ最後。”Distribute” を選んで公開します(実際は公開前の審査)。

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Validate のときと同じように下記のようなメッセージが出れば OK です。

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1週間程度で審査は終わります。これまでの経験上一週間未満だったこともなければ、一週間を超えたこともないです。なぜか毎回きっちり一週間です。

 

先月くらいから、アプリの申請に必要な条件が変更になりました。iPhone 5 の 4inch 液晶向けのスクリーンショットも必須になりました。以前は 3.5inch 用だけでよかったのですが、今は 4inch の画面イメージも付けないと審査が止まります。実機のない僕には面倒ですが、iPhone シミュレータ上で動かしてキャプチャしました。

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と、実際に申請手続きをしながらこのブログを書いたので、このあと無事に通るかどうか…。新しい規約のおかげでまだ不足しているものがあるんじゃないかとちょっと不安です。何かアレば追記します。

 

6/4 火曜日の夜中に申請したところ、6/6 の朝に審査が完了して公開されました。すんごい早くなってる! 今まではアップデートであってもきっちり1週間かかっていたのに。

 

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